ペソ戦士の皆様
昨夜もペソが売られています。
このペソ売りですが…
米長期金利の上昇が大きな要因となっています。
それで、パウエル議長によって…
この金利上昇をけん制してくることが期待されていたのですが…
情報源 FXプライムbyGMO(会員限定)
ドルペソが21.1台まで上昇し…
ペソ円は一時、5.1円台を割り込んだようです。
米長期金利のペソへの影響
昨夜、米長期金利が1.55%まで上昇しています。
メキシコペソの政策金利は現在4.0%ですが…
インフレ率が3.54%となっていますので…
メキシコペソの実質金利は…
実質金利=政策金利-インフレ率
実質金利=4.0%-3.54%=0.46%
となります。
この実質金利ですと…
ドルを売ってペソを買うよりも…
米国債(米長期金利1.55%)をゲットするのほうが、お得ですので…
ペソが売られることになるのは当然の流れと言えそうですね。
この辺りメカニズムについて詳しくはこちら
電力産業法改定でメキシコインフレ加速の可能性
それで、さらに分の悪いことに…
実質金利を低下させるメキシコ・インフレ率が電力産業法改正法案承認によって…
更に上昇するリスクが浮上しています。
このことについて…
日経新聞で詳しく記されています。
もしインフレが加速するようであれば… ますますメキシコペソの魅力が失われることになりますので… この問題に関しては最大限の注意を払う必要となりそうですね。メキシコ、電力産業法を国営優先に改定 日本企業も懸念: 日本経済新聞 https://t.co/uxIbsmlfQB
— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) March 4, 2021