メキシコ戦士の皆様
メキシコ、ボリビア前大統領の亡命受け入れ
メキシコがボリビアのモラレス前大統領の亡命を受け入れたことで…
ボリビアとの関係が悪化しています。
メキシコとボリビアとの貿易は大きなものではないようですので…
経済的にどうのこうのはなさそうなのですが…
モラレス前大統領は、いわゆる独裁者の人です。
2019年10月のボリビア大統領選を不正で当選(4期目)したようで…
最後はクーデター的に大統領の座から引きずり落とされている輩です。
こういう男ですので…
当然、ボリビアとしては…
メキシコの亡命受け入れは面白くないわけですね。
トランプ大統領、ボリビア軍賞賛
モラレス氏は反米主義でしたので…
トランプ大統領からは毛嫌いされており…
彼を追い込んだボリビア軍を称賛するコメントを出しています。
ですので…
これからトランプ大統領とオブラドール大統領との関係が悪くなるのではという
懸念が生じています。
メキシコ、国際司法裁判所への提訴
今回の亡命でボリビア国内でメキシコへの反感が高まっており…
メキシコ大使館等に嫌がらせのようなことが起きているようです。
この件に対し2019年12月26日…
メキシコが国際司法裁判所(ICJ)への提訴を警告するという事態になっています。
こういう事態になってでも…
なぜにオブラドール大統領がモラレス氏を擁護したかというと…
オブラドールとモラレスは同じ運命に
モラレス氏はオブラドール大統領と同じ左派で…
大衆迎合的な政策を行い
低所得者層からの支持を集めているという、同じ政治スタンス者です。
このことが…
どういうことを意味するかとうと…
オブラドール大統領は…
左派姿勢で、犯罪と貧困、汚職を「変革する」と公約し当選したわけですが…
蓋を開けてみると…
メガプロジェクトをぶっ壊し…
→メキシコペソ暴落!オブラドール次期大統領、新空港建設をキャンセル
GDPをズタボロに引き下げています。
→メキシコ、リセッション入り!オブラドールの政策が裏目に
それから犯罪や汚職の取り締まりもたいした成果はないようで…
今年11月にトランプ大統領がメキシコ麻薬カルテルをテロ組織に指定することを表明しました。
結局、現地点では…
口だけ番長的な状況になっており…
そのうち、メキシコ国民から大反発が起き…
モラレス前大統領のように同じ運命なるのではと…
一部で懸念されているようです。
この懸念が…
果たして、現実のものとなるか……
来年2020年の経済状況に重くのしかかることになりそうですね。